前回記事のようにレンジの故障から立ち直ったさち家ですが、旦那実家の20年もののガスオーブンの調子がよろしくありません。
そこで義母から「オーブン買い換えようと思うんだけど、どれがおすすめ?」と相談を受けました。
もうそんなにばりばりオーブン料理をするわけではないから、次はガスではなく電気オーブンにするそうで、カタログ見て調べてみました!
せっかくなので記録に残しておこうと思います。
ただ、注意!
今回はカタログで調べたことなので、使用レポートではないです。
なので操作感などは私の想像になりますので、鵜呑みにはしないでくださいね。
サイズは30L前後のものを、シャープ・東芝・日立・パナソニックを対象にしています。
まずはオーブンレンジと言ったらこれ!
「オーブンレンジにスチーム」の時代を作ったシャープの「ヘルシオ」。
他社のオーブンレンジは「スチームオーブンレンジ」と呼ばれることが多いですが、ヘルシオはスチームではなく「ウォーターオーブン」。
シャープのこだわりが見えますよねー。
カタログの売り文句は「おいしい健康料理はヘルシオにおまかせ」。
独自の技術で、脱油・減塩・栄養素を破壊しない、と「健康料理」という点で他社より抜きん出ているようです。
また、ヘルシオはスチームで加熱することができるため、普通はレンジにNGな金属のざるや缶詰、割っていない卵やレトルトパウチもそのまま温めることができるそうで、これはけっこう便利かも!
これに対しヘルシオの弱い点は、まずはオーブン機能。
オーブン機能に関してはカタログでは全くと言っていいほど触れられていません。
ということは、あんまり充実してないんだろうなー・・・・・・と思ってよく見ると、最後の仕様一覧に最高温度や発酵温度が載っていました。
最高温度は250℃。なので、ピザは焼けないかな。
また、レンジ機能(あたため機能)についてもちょこっと触れているだけなので、それなりなんだろうな、という印象です。
ヘルシオの30Lクラスは2種類あって、わかりやすい違いは操作部です。
操作部は、上位機種のAX-SP1がカラータッチパネル。音声アシストも付いています。
スタンダードクラスのAX-GA1は液晶画面とダイヤルです。
SP1とGA1の違いは、操作部の他に噴射がトリプルかダブルかとか、水タンクの容量とか、自動メニューの数なんかです。
さて、そんなヘルシオと正反対の道をゆくのが東芝「石窯ドーム」。
謳い文句は「パンを焼くなら石窯ドーム」。
東芝はオーブン機能に特化してます。
庫内がドーム型なのでムラが少なく、遠赤外線効果でこんがりふっくら。
余熱も200℃5分と早いです。
最高温度は機種によって違います。
30Lクラスがややこしいことに4種類もあるのだけど、上位機種ER-LD530とER-LD430は最高温度がなんと350℃!
パンだろうとピザだろうとドンと来い!ですな。
他の30Lクラス、ER-LD330でも最高温度は300℃、ER-LD10で250℃です。
加熱方式も機種によって違います。
上位機種ER-LD530は熱風ファンの回転方向を変えるから庫内の温度ムラがなく、均一に焼き上がります。
で、ER-LD430とER-LD330は普通のファン、ER-LD10はヒーターのみになっています。
オーブン機能だけ見てもヘルシオと本当に違うなあ、と思うのですが、ほかにも他社と違う点が地味にあります。
それは、自動メニューの数と操作部。
他社は自動メニューが数百ある中、東芝は上位機種でも49種。
少なすぎで駄目じゃん!と思いますか?
さち家での話になりますが、我が家のビストロNE-W300は自動メニューが約30あります。
30しかないんですが、使ったことがあるのはたぶん10くらいだと思います。
自動あたため、スチーム温め、カラッとフライ、茶碗蒸し、グラタン、ローストチキン、焼き芋、あといくつか。
これだけあれば、事足りちゃうんですよねー。だって、マニュアルで好きにやればいいし、「茶碗蒸し」でプリンもできるし、「グラタン」でドリアもできる。
東芝の石窯ドームの自動メニューが他社に比べて少ないのは、キャッチコピーが「パンを焼くなら・・・」となっていることからも、料理を自分で好きに1からやりたい人をターゲットにしているからなんだと思います。
で、自動メニューが少ないせいか、操作部は他の3社と違ってタッチパネルを導入していません。
そういう硬派(?)な姿勢にさちは好感持ってます

さて、次は日立のヘルシーシェフ・・・と思ったのですが、長くなったので次回へ続く!
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